健康とは自分をどれだけ大事にしたかの成績表
★読むのが面倒!という方必見”健康になりたい人に真っ先に考えて欲しい事”
→大事にしたい何かを本気で大事にしたいなら、その何かを良く知る事が最優先
→大事にしたい「何か」が「健康」であるなら「健康な身体とは?」を一つでも多く知る事
一口に「健康」といっても、その内容・意味する所は人それぞれ。ですので個々では「筆者が考える健康」について触れてみます。
「健康になりたい人」にやって欲しいのは「自分の身体を大事にする人になる」という事です。
では「自分の体を大事にする人」というのは、一体どういう人の事でしょうか?
ここで、大事にするのを「自分の身体」ではなく「自分が大事にしたい人」に置き換えてみて下さい。
「自分が大事にしたい人」、例えば意中の異性・現在関係のあるパートナー・お世話になった人…誰か一人を思い浮かべて下さい。
「自分が大事にしたい人」を一人思い浮かべてみたら、「その人を大事にするってどういう事なんだろう?」と考え、その人に対してどういう態度で接したら良いのか、よく考えてみて下さい。
例えば、その大事な人と「何処かに行く」時。何処に行ったらいいか考えてみて下さい。
その大事な人に楽しんで欲しい、幸せな気持ちになって欲しい、そう思いませんか?
そしてその先をもう一歩「その人は何処に行ったら楽しい?幸せになれる」って考えてみて下さい。
すると必然的に「その人が楽しくなれる所って何処だろう?」「その人にとっての幸せって何だろう?」という疑問が湧いてくる筈です。
逆に言えば「大事な人に楽しいと感じて欲しい・幸せになって欲しい」と願い、それを行動に移す際に選ばれる内容は「その人が何を楽しいと感じるか?」「その人がどんな時に幸せになれるのか?」という答えから逆算されている筈です。
その「大事な人」はお化けやユーレイが苦手、でもイルカや水中生物が好き、という事でしたら、一緒に行くスポットとして選ぶのは「お化け屋敷」か「水族館」のどちらでしょうか?
もっと本質的・根源的にその人の事を考えてみて下さい。あなたと一緒に過ごす時間を「普段忙しいのでゆっくりしたい」と考えてる人なのか、「たまには義務的な作業をこなす日々から離れたい」と感じている人なのか…?
何がいいたいかと言うと、「何かを大事にする」という事は、その「大事にしたい何か」を良く知る事、知るためによく考える事・よく調べたり尋ねたりする事、そういった姿勢が大事だったり必要だったりする、という話です。
そして、ここまでの思考プロセス「自分にとって大事な人に、自分はどう接するべきか」の立場を逆転し、「私にとって大切な人に、私自身はどう接してほしいのか」と考えて見て欲しいのです。
「私の事をよく知ってほしい、私にとっての一番を選んで欲しい」
もし一瞬でも、そんな気持ちが頭をよぎったら、「私自身の身体も、自分にとっての一番を選んで欲しい」って思ってるのでは?と気づいて欲しいのです。
自分自身や大事にしたい誰かを、本当の意味で大事にする、って事は、大事にしたい対象をよく知る、という事が不可欠だと気づいて欲しい。それがこの項で私が伝えたい事です。
私が長々と専門用語を連発し「こんな長い文章誰が読む?」と思いながらもキーボードを打つ手が止まらないのは、皆さんにも「自分の体を大事にする、その第一歩は”自分の体を知ろうとする姿勢”」だと感じて欲しい為なのです。
書いてある専門的な内容全てを読んですぐ理解する必要は全く有りませんが、一方で「こんなに複雑怪奇なことをよくまあ私の身体は頑張ってくれてるんだなあ、休まず働いてくれてるんだななあ」「(代謝経路の図を見て)私の山手線めっちゃ回ってるんだなあ」ぐらいには感じて欲しくはあります(笑)。
ネットで注文した商品が翌日届くのは、注文した商品が翌日届くように働いてくれている人達、そういうシステムを構築するために頭をフル回転している人達が必ず存在する、それと似たような感じですね。大事なのはそのような存在に気づき、感謝の気持ちを抱けるかどうか。
&それに前後する”ブドウ糖を私達のエネルギー源に変換するシステム”
こんな感じの???が天文学的な数で頑張ってくれている、それが私達の身体なのです
他でもない貴方自身の身体が、どれだけたゆまぬ努力を私達が知らない間に24時間365日継続しているか褒めてあげてほしい。そして体の不調は貴方の身体、頑張ってくれていた身体の一部署が悲鳴をあげている、助けてほしいと救難信号で自分自身に知らせてくれている、そう感じて欲しいのです。
貴方自身以上に、貴方自身の身体を大事にできる人、貴方の身体の悩みや辛い思いに耳を傾けられる人はこの世ただ一人、貴方をおいて他に居ないのです。貴方自身が「この人だけは私の味方で居てくれる」という人に「苦しいの!」「助けて!」という声を聞いてもらえなくなった時の悲しみ、その絶望の深さを想像して欲しいのです。「お願いだからやめて!貴方と私は文字通り一心同体なの!これは貴方自身の身体でもあるのよ!!」と嘆き・叫び・忠告すらしてくれている貴方の身体の声を、私は無視しているのではないか?聞かないふりをしているのか?それを考えて欲しいのです。
「”好き”の反対は”嫌い”ではなく”無関心”」という言葉は、私自身は限りなく真実、この世の真理に近いと思ってます。
自分の身体に”無関心”であればあるほど、それに応じた報いを受けることになるでしょうが、誰かや何かを本気で大事にしたいと思うなら、相応の行動・態度に現れる筈です。
貴方自身の身体=健康を守れるかどうかは、貴方自身がご自分の身体をどれだけ大事にしたいと思えるか?そのためにまず自分の体を知りたいと思えるか?だと私は考えてます。
貴方自身も是非、
「私は自分の体を大事にしているだろうか?」
「私は自身の身体を大事にする為に、自分自身の身体の事を知ろうと思っただろうか?」
と、繰り返し自問自答してみて下さいね。
それが習慣になる頃には、自分の健康に対する意識が変わり、日常生活の行動も変わってくる筈。
それが私が願う「貴方の健康の在り方」です。