綱引き理論

◼️病気と健康の「綱引き」とは?

こんにちは。千葉県野田市にある「クスリのらくだ」の峯村哲徳(みねむら てつのり)です。私は薬剤師になって22年。「国際中医師」という資格も持つ漢方薬処方の専門家です。

人の体はよくできたもので、病気になれば治そうとする力が働きます。ツラい症状がなかなか治らないのは、治そうとする力がちょっと足りないからです。当店では、漢方薬や健康食品によって「治そうとする力=自然治癒力」を高めるお手伝いをしています。

健康は「永遠に続く綱引き」です。治そうとする力が足りないと、病気になります。今までは「健康」まで綱を引くことができていた人でも、力を緩めると「病気」になってしまいます。そして、誰でも「老化」という足かせがだんだん大きくなるので、病気になりやすくなります。

◼️「綱引き」のマイナスをプラスにする

すでに不調の方は、まずマイナスをゼロにする綱引きをします。でも、少し良くなったからと気を緩めると、またマイナスに引っ張られるので、さらにプラス状態を目指します。

つまり、病気の回復につながることを、これからどれだけやれるのか?この綱引きが、早期回復につながります。頑張りたい方は、私がサポートしますのでご連絡ください。

頑張っていただきたいことは、次の5つです。

  1. 食事でバランスよく栄養をとる
  2. 睡眠の時間をとり、漢方薬やサプリメントで質を上げる
  3. 現代人の食生活では摂取し切れないミネラルを補充するサプリメントをとる
  4. ストレッチから始める運動に取り組む
  5. 楽しいこと、やりがいを感じられることをやってみる

◼️一度しかない人生を楽しむために

健康は、その人がやりたいことをやるための活力です。やりたいことをやる時に、今の健康状態が妨げになっていませんか?

人生は一度限りです。健康状態が悪くて、人生で一度しかないイベントに参加できない…などということがなく、やり直しのきかない場面でも十分楽しめるよう、万全な健康状態で臨んでほしい。それをサポートするのが私の生きがいです。

これまでに、こんな方が来店されました。

  • 「膝や腰が痛くて、趣味の畑仕事ができない…」と来店された方。その後、元気になり、自分で育てた大根やホウレンソウを届けてくださいました。本当にうれしいです。
  • 「孫がスポーツ選手で、その大会が全国各地で行われる。どこへでも行って応援がしたい」と相談に来た方。いくつになっても車の運転ができる、新しいカメラの操作も覚えられるためには、健康でいたいと当店に通っています。来店される度に聞かせていただける話も楽しみです。
  • 「息子が大事な発表会に出場するので、家族みんなで応援に行く」という方。お子様の一生に一度の大事な場面に、風邪を引いて参加できない…という悲しいことがないように、免疫力を高めるお手伝いをしています。
  • 「旅行に行って、その土地のおいしい料理を楽しみたい」という方。旅行は体力を使うので、漢方薬とサプリメントをすすめています。その方の「楽しい」を作り出すためのサポートです。

◼️「忙しいから」と働き続けていませんか?

「体調不良だな…」と思ったら、相談は早いほうがいいです。

火事にたとえると、ボヤの時にはすぐ消すことができますが、大火事になってしまうと、消防車が何台も出動しても消すのに時間がかかってしまいます。健康もこれと同じです。

「仕事が忙しい」「休むわけにはいかない」と働き続けていると、肉体的と精神的なストレスを受け入れられる範囲を超えて(キャパオーバーして)、体の不調が現れます。

  • 膝や腰の関節が痛いのは、肥満やオーバーワークなどの負担がキャパオーバーです。この原因を見直さずに、痛み止めの薬だけ出すと、オーバーワークは続けてしまいます。すると、より悪くなり、さらに強い薬が必要になり、だんだん薬が効かなくなります。
    これは治ったわけではなく、症状がラクになっただけで、原因は解決されていません。痛みや不調の原因を見つけて見直すことが、当店のカウンセリングです。
  • 不調が皮膚に現れる方もいます。背中が皮膚病で真っ赤になった方が来店されました。お話を伺うと、大きな原因は、夜勤のために昼夜逆転の生活で、睡眠不足の状態でした。その仕事を辞めないかぎり良くならないのですが、仕事にやりがいを感じていて辞められない、という方です。薬で一度は良くなったとしても、悪くなる要因を手放すことができないと、「病気と健康の綱引き」はまたマイナスに引っ張られます。そこで当店では、漢方やサプリメント、食事と生活習慣の見直しなどで毎日の過ごし方をサポートしています。

◼️不調の「原因」を見つけて見直す

体を丈夫にする薬は、基本的にはありません。現在かかえている症状を改善する薬はあります。

例えば「血圧が高い」という場合に病院から出る薬には「血管拡張剤」があります。血管を広げれば、たしかに血圧は下がります。でも、「なぜ、この人の身体の血管が収縮して、血圧が上がっているのか?」という「なぜ」を解決するものではありません。

血圧というのは、自律神経という脳の司令塔がコントロールしています。脳の中枢がコントロールする血圧が上がっているということは、血圧を上げなくてはいけない原因がある、ということです。

血圧が上がる原因を探さずに、単に血圧を下げるのは、目的がわからないまま、ただ言われたことをしているだけ。根本的な解決にはならないので、薬を飲み続けなくてはなりません。

これも治ったわけではなく、症状がラクになっただけで、原因は解決されていません。不調の原因を見つけて見直すことが、当店のカウンセリングなのです。